海外製のドッグフードも基準および規制が厳しい国の製品もある
海外製のドッグフードも基準および規制が厳しい国の製品もある
ドッグフードを選ぶ際、国産にこだわりを持つ人は多いのではないでしょうか。
これはドッグフードに限ったことではなく食料品は、安心感があるのが日本製などからも少し値段が高いけれども家族の健康を考えると国産、このように考える人は多いわけです。
ドッグフードを選ぶとき、どのような国で生産されたものかチェックすることも大切で、安価なものは製造コストを抑える目的で原材料を抑えるだけでなく海外生産が行われるケースも少なくありません。
食料品で国産を選ぶ目的は、外国製の食品品質が悪いなどのイメージから来るもので、あくまでもイメージだけで実際に成分などをチェックすれば安く良いものを購入することもできますし、海外製のドッグフードも日本製と同等もしくはそれ以上の品種を持つ製品も少なくありません。
また、海外製の製品は生産国により基準や規制が厳しいなどの特徴もあるので外国のものだから良くないといったことはありませんので情報をしっかり入手して良いものを選びましょう。
イギリスでのペットとドッグフードの事情について
イギリスは動物愛護に対する意識が非常に高い国です。
子供よりも先に動物を虐待から守る法律が、それも世界で最初に制定されました。
ペット自体の取引をペットショップなどで行う事はなく、愛護団体かブリーダーから譲り受けるのが一般的です。
ペットフードに関する意識も非常に高く、ドッグフードの法律的な規制は非常に厳しいものになっています。
製造に関しても、FEDIEF(ヨーロッパペットフード工業会連合)の自主的な基準があります。
原材料や添加物の種類、副産物をチェックし、成分の表示義務や表示方法も日本より厳しいものになっています。
製造をきちんと管理されたプラントで行うことが必要です。
この基準を満たしていれば、ある程度の品質を保証しているのです。
ドッグフードを選択するときの基準としてこのFEDIEFの成分基準をきちんと守っているか、グレインフリーやグルテンフリーに配慮しているか、また素材の質としてヒューマングレードなものになっているかというのが非常に重要になります。
ヒューマングレードとは人間が食べても大丈夫なレベルの原材料を使用していて、犬や猫にも優しい原料だということです。
イギリスは人々がペットに対する高い意識を持っているので、犬のためのドッグフードの品質も自ずと高くなるのです。